2015年7月30日木曜日

The pure heart コンサート

7月24日 13:30~15:00

博多市民センターにて、「平成27年度 博多区人権を考えるつどい」が開催され、ピュア ハート コンサート 行われました。


今回の人権のつどいは、「障害を持った方のコンサートか?」等と思いながら開演ギリギリに会場に飛び込んで始まった演奏は“We are the World”でしたが、その演奏にビックリ!

バックスクリーンには、被災地訪問の様子が流れています。



とても演奏が上手なんです、生演奏での音楽はポップスからクラシック、邦楽・洋楽と全21曲を演奏して頂きました。

  ・ 愛のあいさつ ・ ジュピター  ・ 星に願いを  ・ ギャロップ
  ・ 天国と地獄 ・ カノン    ・ エンターティナー  ・ 月の光
  ・ アベマリア  ・ ダニーボーイ ・ スタンドバイミー  ・ キセキ
  ・ 花は咲く  ・ 夕焼けこやけ ・ Summer  ・ 君の瞳に恋している
  ・ マツケンサンバ ・ Rising Sun   ・ 威風堂々 
  ・ いざゆけ若鷹軍団 (アンコール)

 


演奏もよかったのですが、とても印象に残ったのは真剣に演奏している顔とは別に見せる笑顔、曲間でメンバーとコミュニケーションを取っている時の表情がとても素敵なんです。

楽譜を読む事は出来ないそうですが、音と体で覚えた演奏を生き生きと楽しんでいる姿に心を打たれました。

 


演奏中は本当に障害があるのかな?と言う感じでしたが、普通にお話をするのも簡単ではないというのにも驚きました。



みんな仕事や学校に通いながらの活動なんですよ!

練習や移動等は大変で辛い事もあるかもしれませんが、スタッフや周りの方にサポートをされ、人権が守られた活動には笑顔と感動しかないですよね。

ピュアハート は、福岡県筑紫野市を拠点として活動する音楽バンドで、コンサート活動は今年で11年目になるそうです。

今では地域・行政・企業に招かれて年間50回程度の演奏会を各地で開催し、音楽を通じて楽しく「知的障害」に対する理解や関心をもって頂きたくて、活動をされています。

2010年には福祉先進国、幸福度世界一と言われる「デンマーク」を訪問し、知的障碍者文化施設や国民学校でコンサートを開催、音楽による国際交流を実現されました。

また東日本大震災から4年、風化が懸念される今でも毎年6月に宮古市と石巻市を訪ねてコンサートを開催、被災した知的障碍者施設へ義援金をお渡しするといった被災地支援を続けてあります。



人権が守られるというのは、「みんなが笑顔でいられる」という事なのだと、痛感したコンサートでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿